福岡市南区の屋根瓦工事の尾籠瓦工業です。
今回は、前回の続きで屋根瓦 葺替えの後編です。
古い瓦や下地材にゴミを取り除き、新たに下葺き材と呼ばれるルーフィング(防水シート)を貼り、
瓦を留める為の桟木を打ったところまでが前回です。
次に瓦を屋根に上げて、作業をしやすいように並べていきます。
準備が出来れば葺き始めます。
ちなみに、瓦を取り付けて行く事を、「瓦を葺く」といいます。
正しい意味として葺くとは、『瓦』や『かや』で屋根を覆うことをいいます。
画像は途中の段階です。
今回、石州の和瓦になり防災に耐久性などランクの高い瓦を葺いています。
画像のように広い面を葺き、最後にのしなどが入る壁の隅や棟などにいきます。
また前日、作業が途中までの場合は、雨予報がなくても用心の為に画像のブルーシートのように雨養生を行います。
上の写真は棟を取り付ける前の写真です。
仕事が綺麗だと瓦の並びも綺麗です(^^)
棟を仕上げますが、棟の仕上げがうまいと屋根も締まって見えて、かっこいいです。
葺き終え、棟も終わると作業で汚れた部分を掃除。
もちろん屋根周りや雨樋もそうじします。
最後にお客様に喜びと安心した表情やお言葉を頂き、職人も満足です。
次回は別の現場の紹介をしたいと思います。