鬼瓦について | 福岡市南区の尾籠瓦工業

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尾籠瓦工業です。

 

今回は、鬼瓦についてのご紹介です。

 

鬼瓦とは、大棟や下り棟(隅棟)の端に付ける雨仕舞いの役割を兼ねた瓦になります。

 

なぜ鬼瓦と呼ぶのか、調べてみると瓦が日本に伝来した頃はまだ蓮の花が描かれた瓦を使ってたそうです。

それから家の魔よけ・厄除けとして鬼面を屋根の装飾し、家を守ってもらおうという文化が伝来したそうです。

そこから鬼瓦と呼ぶようになったそうです。

 

しかし江戸時代頃、その鬼瓦がご近所さんを威嚇しているようにも見えることから、少しずつ敬遠されるようになりました。

そこから鬼瓦という瓦の名称(部位)だけは残り、今のようなシンプルなものになったそうです。

 

ですが、残ったのは瓦の名称だけではありません。更なる思いを乗せるようになりました。

例えば、大黒様の顔や内での小槌、幸せが天から降り注ぐように。

家紋、家系尊重・子孫繁栄。

他にも、鯉や水、社寺には経の巻などきりが無いほどあります。

そこから鬼瓦自体のデザインもあるので、本当にピンキリです(^^;

 

ちなみに、お城に限らず一般家庭にもシャチホコがのってたりしますがあれも装飾瓦になります。

シャチホコは水の神様というわれてる地域もあり、家を火災から守ってもらうとの意味合いもあるそうです。

 

それだけ、家を持つというのは今も昔も凄いことで、それだけ家を長く保つ為になにかにあやかる重いが強いようにおもいます。

もちろん家を豪華に見せる思いもあるかもしれませんけどね。

 

ちなみに、職人からの意見だとどのような屋根にされるのかはお客様の自由です。

ただバランスが大事にはなってきます。お客様と2人3脚で屋根を決めていき、その思いを屋根葺に託させていただければとおもいます。